天才と人才
暑い夏、雨の夏が終わろうとしています。
でも、コロナ禍は終わろうとしていません。
こんな夏が二回目になってしまいました。
当たり前だった日々がここにはありません。
平和に慣れ切った日本。平時ばかりの時代を生きてきた日本。
何か感傷的になってしまいそうな、夏には似合わない夏。
でも時代は前へ進む。良くも悪くも。
しかし、私たちは次の世代が良い時代になるために前へ進みます。
オリンピックが終わり、今、パラリンピックが開催されています。
オリンピック、パラリンピックの開催には、もちろん賛否両論あります。
しかし、私は開催してもらって本当に感謝しています。
若い選手の方々から、とてつもない感動をいただきました。
新しい時代の力に感動しました。
オリンピックの選手達はある意味で“天才”達の集まりでしょう。
しかし、天から与えられた才能だけでは、オリンピアンにはなれなかったはず。
彼ら彼女達には与えられた才能を開花させられた“人才”があったのだと思います。
しかし、その“人才”はその選手達だけにあったものではないと思います。
その選手達を囲む多くの人達の“人才”があったからだと思います。
選手の方々から多くの感謝の言葉がほとばしり出ていました。
心の底からこみ上げてきた言葉だったと思います。
パラリンピックの選手達は、皆ハンディキャップを持って、より強い“人才”に
よってパラリンピックの選手にまでなれたと思います。そこには、また多くの
感謝の言葉があふれることでしょう。
目的をもった意思のあるところには、必ずそれを支え助ける力が集まります。
事業においても同じです。
私たち川木建設の社員は、事業者の方々を支え助ける意思を持っています。
そのことが形となった時、私たちの中に喜びがあふれます。
そういう出会いがあることを楽しみにして、毎日の業務にあたってまいります。