スタッフブログ

杉田 崇 の記事一覧

担当業務取締役部長

杉田崇です。よろしくお願いいたします。

物価上昇と建設業界の現場から見た影響

こんにちは。川木建設株式会社 営業部の杉田です。

2023年5月、コロナ規制が2類から5類へと緩和され、長く続いた制限から解放されたことで、国民の消費意識が高まりました。同時に、ロシアによるウクライナ侵攻や欧米のインフレの波及など、世界的な要因も重なり、日本でも物価上昇が顕著になりました。

建設業界も例外ではなく、まず資材価格の高騰が始まり、その後は労務費の上昇が追い打ちをかける形となりました。営業の立場としては、お客様に概算をお伝えする場面が多くありますが、物価上昇をまたいだ営業活動では、事業計画そのものを見直していただく必要があるケースも出てきました。

日本では長らく「失われた30年」と呼ばれるデフレの時代が続き、物価上昇という概念が薄れていました。私が営業に就任した頃も、まさにその後半期であり、物価が上がるという感覚はほとんどありませんでした。

そんな中、お客様と事業計画についてお話を進める中で、予算を伺い、それに合わせて建築費を算出していたものの、資材高騰の影響で、当初の予算では対応できない状況が多く発生しました。ご説明とご理解をいただくことが非常に難しく、お客様にとっても受け入れがたい現実だったかと思います。

川木建設は請負業であり、協力会社(下請け会社)との連携によって成り立っています。協力会社からの見積もりも大きく跳ね上がり、そのままお客様に提示することができない中、協力会社の皆様と何度も相談を重ね、少しでも原価を圧縮する努力を続けてきました。それでも、以前の予算と比べて2割〜3割増になることも少なくありませんでした。

言い訳のように聞こえてしまうかもしれませんが、今後、日本全体の経済が回復し、景気が上向いていけば、建設業界にも良いスパイラルが生まれるのではないかと期待しています。

そして、女性初の新総理が誕生した今、新たな時代の幕開けとして、右肩上がりの景気回復を願ってやみません。

2025年インターンシップ受け入れ

皆様、季節の変わり目ですがお元気でお過ごしでしょうか。

私は、夏の疲れが少しずつ出てきているように感じています。皆様もどうぞご自愛ください。

さて、川木建設では今年もインターンシップの受け入れを行いました。今回は、大学生8名を対象に、8月3日~12日の期間で2班に分けて、5日間のプログラムを実施しました。

今年は、建築系・営業系・事務系の3分野にわたる内容で構成され、学生の皆さんにはそれぞれの職種に応じた業務体験をしていただきました。建築系では施工管理や安全管理の現場体験、営業系では顧客対応や提案業務のシミュレーション、事務系では総務・経理などのバックオフィス業務を体験していただきました。

学生の皆さんは非常に意欲的で、現場の空気を肌で感じながら、積極的に学ぼうとする姿勢が印象的でした。このような若い世代との交流は、社内にも良い刺激となり、社員一人ひとりが改めて自分の仕事に向き合うきっかけにもなりました。

インターン終了後には、参加学生から感謝のメールをいただきました。その内容には、学びの多さや社員の皆様の温かい対応への感謝が綴られており、社内で共有したところ、社員のモチベーションもさらに高まりました。

将来的に、今回のインターンシップをきっかけに、川木建設で一緒に働く仲間が増えることを願っています。実際に、現在活躍している社員の中にも、インターンシップを経て入社したメンバーがいます。

この取り組みは、地域社会への貢献の一環であり、私たちにとっても非常に意義のある活動だと改めて感じています。

『川越地域を背負う未来の川木建設社員』を、社員一同心よりお待ちしております。

川木建設の熱中症対策

営業の杉田です。
本日は、最近の作業所(工事現場)での熱中症対策についてご紹介させていただきます。
今年から熱中症対策が法的義務となり、川木建設株式会社でもさまざまな取り組みを通じて、作業所や職場の環境改善に努めています。
現場では、冷水機や製氷機の設置、熱中症対策用の飴の配布はすでに定着しており、万が一に備えて経口補水液も各現場に配布しています。
なお、経口補水液の使用にあたっては、以下の点にご注意ください。
• 一度に大量に飲まず、少量ずつこまめに摂取すること
• 冷やしすぎず、常温またはやや冷たい状態で飲むこと
• 脱水症状があるときに使用すること(予防目的ではなく、改善目的)
• 持病のある方は医師の指導のもとで使用すること
また最近では、製氷機に加えて「かき氷機」を設置している現場もあります。
製氷機だけでは、体温が上昇した状態での摂取が難しい場合もあり、かき氷機は職場環境の改善と、現場でのちょっとした楽しみの要素も兼ね備えた工夫です。
このように、実務と創意工夫を組み合わせることで職場環境は大きく変わり、現場で働く職人さんたちにも、少しでも快適な環境で作業していただき、より良い品質の建物をつくっていただけるよう願っております。
今は「酷暑」と言われる季節ですが、昨冬は多くの雪が降りましたね。
冬の対策についても、そろそろ検討を始める時期かもしれません。
現場作業の環境を整えることで、安全で高品質な建物をお届けできるよう、各作業所において日々努力を重ねております。

 

🏗️建設現場も自動化が進む

 

こんにちは、営業の杉田です。
現在、川木建設株式会社は埼玉県川越市広栄町に本社を構えております。一昨年より建替えプロジェクトが始まり、現在、新棟建設が進行中です。

そんな中、今回は建設現場での「作業後の後片付け清掃」について少し投稿させていただきます。

私は現在営業として勤務しておりますが、30年前に川木建設に入社し、現場監督として現場に立っておりました。当時は右も左も分からない状態でしたので、まずは「右手にほうき、左手に塵取り」が定番でした。現場清掃が、現場の一員としてできる唯一の仕事だったからです。

もちろん、現場清掃は今も変わらず大切な仕事です。しかし、現場管理業務に向き合う立場としては、当時は悩ましい時代でもありました。

時代は変わり、現在では職人の皆さんも作業終了後の後片付けを徹底してくださるようになりました。おかげで、比較的整然とした状態で作業を終えることができています。

とはいえ、埃は溜まるもの。定期的な清掃は欠かせません。一斉清掃などの時間をかけて、何とかきれいな状態を保てるよう努力しています。

🧹そんな中、働き方改革などの時代の流れを受けて、私たち元請や職人が、いかに効率的に作業できるかが問われる時代になってきています。

そして――
川木建設の現場にも、ついに「ロボット掃除機」が導入されました!

先日、作業終了後の現場に立ち寄った際、もくもくと働くロボット掃除機を目にしました。まるで「一人」で黙々と働いているようでした。素晴らしいです!
作業が終わった後、誰にも見られることがない時間帯に、しっかりと働いてくれているのです。

価格はうん十万円したそうですが、生産性という観点では、大きな価値を感じています。これにより、現場監督もしっかりと安全かつ品質の高い建物づくりに集中でき、施工管理職の時間効率も高めることができると思っています。

🚀今後も、時代はすごいスピードで変化していくことでしょう。
川木建設も、現場だけでなく、会社全体として進化を続けてまいります。
地域の皆様にも、ぜひその歩みを見守っていただければ幸いです。

川木建設株式会社は61年目をスタートしました。

 

私共、川木建設は、おかげさまで第61期を迎えることができました。

創業は明治2年(1869年)5月、川木建設としては昭和40年(1965年)に設立されました。

地域の皆様に支えられながら歩みを続けております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

先日、5月31日(土)に経営方針発表会を開催し、社長より経営方針が示され、各部門の目標が発表されました。

設立当初は、地域の官公庁工事を中心に営業しておりましたが、現在では個人のお客様や民間企業の皆様とのお付き合いが増え、建設事業・住宅事業・不動産事業の3つの柱を軸に、より地域密着型のサービスを提供できるようになりました。

アフターサービスにも力を入れ、お客様にご好評をいただいております。

詳しくは、当社ホームページをご覧いただけますと幸いです。

「川木建設株式会社 61期経営方針発表会」を開催いたしました