スタッフブログ

渡邉暢浩 の記事一覧

担当業務「医療・介護・福祉・地域」事業

真摯に誠実に! お客様へのひと言:他社との最大の違いは社員の人間力です。必ずお客様を幸せに近づけるこころと技術を持っています。

MY GOLDEN WEEK

今年のゴールデンウイークも父の死後20年間続く実家(福岡)への里帰りで終わりました。待つのは94歳になる母と猫だけです。盆・正月・五月の連休の3回。改めて計算してみると約丸一年分の日数となります。そしてその時間はほぼ家の中・外の整理・掃除・木の剪定でほとんどの時間が過ぎていきます。特に大変なのは何十本?何百本?もある木たちです。常に好きなように成長しようとするその生命力には驚かされます。年に3回しかないその時間は最も忙しく大変な時間ではありますが、生きている植物と最も会話が出来る大切な時間でもあります。

しかし、去年の末、100人以上の先祖の方々が永眠するファミリーヒストリーエリアに大木が倒れかかり、危うく多くの墓石が倒れてしまう危機一発の状況が目の前に現れました。一人では大きすぎて動かしようもなく、急遽兄に出動要請をかけ、二人でニアミス状態の大木を動かし、「良かったです」と、兄と二人で手を合わせて帰った年末でした。

木々といい状態で共生していくことは特に人間サイドに多くの努力を要請します。それは、人間サイドの都合で共生を強いている以上、それは人間サイドの義務と言えるでしょう。

このことは、人間サイドの要請で共生する建築物にも同じことが言えるでしょう。建物は人の命も生活も事業も守るためのものではありますが、その維持・管理を怠れば、脅威に変貌します。人の病気と同じように、症状が顕在化する前に、建物もプロサイドの定期的検診が必要です。

川木建設の様な地域の建設会社の一番の役割は、地域の建物に関するものを守ることによって、地域の生活・事業を守ることだと思っています。その役割をこれまでもこれからも真摯に続けていくことで地域の信頼を一つ一つ積み上げていきたいと思います。

循環の中に

サクラ満開、春が来ました。世界はトランプ関税で右往左往真っ最中。卒業式・入学式も終わり、多くの若者たちが新しい環境の中へ。川木建設も12人の新入社員を迎えることが出来ました。多くの循環が地域で、社会で、世界で、大きなうねりを持って動き始めています。我々、建設会社の一員としてもこの循環の動きを的確に捉えながら、虫の目を持って、地域の隅々まで、我々の出来ることを自らの行動で見出し、向かい合える人・人・人と共にこの地域をより良き地域に出来るよう、共によき循環を創っていきたいと思います。

企業が個人がなぜそれを必要とするのか?をAIという道具を使いこなし、自ら現場へ入り、答えを見つける作業を日々実行していきたいと思います。その先に、やるべきことが必ず見えてきますから。

農地

去年からのお米高騰問題が続いています。50年前のオイルショックの時に、ティッシュペーパーが小売店から消えて大騒ぎをしていた記憶が蘇ってきました。それは短期に収束し、あれは何だったんだろうという記憶だけが残っています。結局はお金儲けの為の買占め騒ぎ程度の話だったろうと思います。

今回のお米高騰騒動ももうすぐ始まる大阪での万博が米騒動の起点になっていると聞きました。いつの世にも社会の動きを利用してお金を持っている者たちがそのお金をもっと増やそうとする錬金術のなす業だと思います。

川越市が産業振興に舵を切って3年が経ちます。準備は進み、それを更に進める行政の体制も整ってきているようには感じています。しかし、最後に残る一番大きな課題は川越市の調整区域の大部分を占める農地をどう活用できる土地に変えることができるかでしょう。その時に起こったのが令和の米騒動です。先週の国会での質疑の中で、農地が減っているのは先進国の中では日本だけと言われていました。農地を産業用地にすることに対してアゲンストの風が吹き始めているように感じていますが、産業振興と自然保護、自給率アップのバランス感のある市政・県政に期待すると共に、超地域密着企業として土地・建築についての地域ニーズを主体的に汲み上げながら、そのニーズを具体的な形として地域に残していく役割を今後は更に高めていきたいと思います。

最近、農地・山林の活用相談が増えております。相続がこれから多く起こることは間違いなく、そういう事にも対応できるようにしておく必要を感じています。土地・建物に関することは全て対応できます川木建設を是非覚えておいていただければ嬉しく思います。

 

虎に翼 IN 川越

16年ぶりに川越に新しい市長が誕生しました。それも女性。森田初恵市長です。弁護士から裁判官、そして、市政のトップへ。まさにNHK朝ドラの「虎に翼」のようです。川合前市長が導いて来たものを継承しながらも、女性の視点で、川越の未来を創っていってくれるものと期待を込めています。「温故知新」の女性版を体現していただきたいものです。新市長が公約として挙げられている「産業立地強化」。私の業務と大きく関わりのある産業立地戦略を大きく進めていっていただきたいと願っているところです。歴史ある川越市の文化とのバランスを取りながらですが・・・

3年前に川越市は待ったなしの状況の中で、産業振興に向かって面舵いっぱいヨーソローとして舵を切りました。立地企業群の選定調査、立地候補エリアの選定調査、そして土地と企業のマッチングサービスの開始。準備は整って来たと思います。あとは実行と実績の積み重ね。但し、市行政だけで出来ることもまた限界があることも事実。産官学の連携によって、多角的に進めていかなければなりません。その一翼を担うのが建築・不動産会社であると思います。各企業には各々のニーズがあります。そのニーズを我々は主体的に汲み取り仮説を立て提案し、実現を積み上げてこそ、真の信頼関係ができるものと信じています。各々の企業の事業を理解し人として寄り添いその企業の発展を支えていきたいと常に思っています。

今後共、建築・不動産に係るすべての課題を共有しながら、共に「働く場としての企業の発展」を支えていきたいと思います。全ては考え・心の持ち様から始まります。いざ「虎に翼」の精神を持って共に川越の未来を創っていきたいものです。

2024年を振り返って

西暦2024年・和暦令和6年が終わろうとしています。もう1年が過ぎようしています。

但し、この1年という時間も人間が作ったもの。よく銀河系のあの星までは、一億光年の距離がある

と言われます。そんなことを言ってる人間は、誰も生きているはずもなく、人類のだけの都合のいい

概念なのかも知れません。時間だけは平等に誰にも与えられているとよく言われます。そうでしょう

か?とよく思います。また、過去は変えられないともよく言われます。そうでしょうか?ともよく思い

ます。今の連続が、過去でもあり、未来でもあります。今によって、過去の意味も、未来の形も変えら

れると、私は信じています。今という時間だけは人類が存在している限り常に存在します。

何を言っているのかわからないでしょうが、私にもわかりません。これだけは言えます。

人類だけが過去未来という時間を意識を持って作って行けるということは。

2024年・令和6年という時間を過ごして思うことは、能登の地震災害の発生、大谷選手のマンガでも

書けない大活躍、自民党の大敗北、トランプ大統領の再登場、台湾企業TSMCの熊本での稼働開始、

続くウクライナでの戦争。これはマクロ的に見た事象ですが、但し、これは我々一人一人の思い、

行動の堆積であります。我々の”今”の堆積であります。

川木の今は私たちです。地域に根ざす会社として、今いる私達が地域に対する良き思いと良き行動の

”今”を堆積していくことを来年も更に進めていくことを約束して、2024年令和6年の締の御礼を申し上

げます。来年2025年令和7年も共に素晴らしい”今”を作って行きましょう。