CRE(企業不動産戦略)その後
CREという言葉を明確に意識して半年が過ぎました。
企業を一社一社訪問しながら、企業の今後の課題を確認していくとCRE(企業不動産戦略)
の実態に多く遭遇しています。
多くの企業がそういう課題を抱えていながら中々そこに踏み込めていない企業がたくさんあります。
川越市が産業振興に舵を切って2年半が経ちました。川越市の各部署の方々にヒヤリングすると、
確かに農政課・農業委員会・開発指導課には多くの相談が入っているようです。
今現在は各課の判断基準自体はまだ変わっていません。今までは各課の基準判断で相談事自体が
終わっていましたが、産業振興に舵を切ったということは行政の中でもじわりと浸透してきている
ことは感じます。各課の基準判断の前に産業振興基盤を創るという意識が出来てきていることは確か
だと思います。産業振興基盤の上に立ったうえで、各課の判断が行われれば、今までは各課単位の
判断でことは発展しませんでしたが、各課が連携して目的をもった判断が出来つつあるのではないか
と感じています。行政の中の連携と行政と民間の連携があって初めて産業化のうねりは現実のものに
なっていくと思います。
それは、自然保護と産業振興のバランス感覚を共に持ちながら、超地域密着企業を標榜する川木建設
の社員として行動していこうと最近富に思っている毎日です。