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渡邉暢浩 の記事一覧

担当業務「医療・介護・福祉・地域」事業

真摯に誠実に! お客様へのひと言:他社との最大の違いは社員の人間力です。必ずお客様を幸せに近づけるこころと技術を持っています。

べた凪選挙

7月11日投開票の参議院選挙がスタートしました。

麻生さん曰く「べた凪選挙」だと。

私も同感です。「べた凪選挙」というより、「べた凪国家」だと思います。

それは野党の不甲斐なさもあると思います。

最近また田原総一郎さんの「朝まで生テレビ」を見るようになりました。

御年88歳、すごいです。今も情熱をもって司会を務められています。

移り変わる世の中に興味を持ち続け、行動し続ける姿を敬意をもって見ています。

そしてもう一人、黒柳徹子さん。分野は違いますが、興味と情熱をもって人に接する姿

に毎日感動しています。

経済経済といたるところで言われます。明治開化後の時代、世界戦争後の時代、

まさに物を増やすことが人々の幸福となっていた時代であれば、みんなでそちらに

向かって進めば国に幸福感が広がっていく。

ただし、それがある程度充足された今の時代に、もっともっと物を増やそうとする

政治の先に幸福感が広がっていく国になるのでしょうか?

自民党は今の路線の修正的な道は描けるのかもしれません。それが何となく選択せ

ざるを得ない道なのかと私たちは感じているのだと思います。

しかし、野党の大勢の先にそれを上回る道を感じえない。

だから「べた凪選挙」であり、「べた凪国家」なのかもしれません。

田原さん、黒柳さんのように、興味と情熱をもってどういう国にしていきたいのかを

私たち一人ひとりが真剣に考えなければならない時代にいるのではないかと思います。

依存した国民ではなく、主体性のある国民へ、今こそ変わらなければならないのでは

ないでしょうか? 若き世代が多くの夢を抱ける国にしていきたいものです。

 

 

戦争と平和

昔、帝政ロシアのトルストイが書いた「戦争と平和」という小説を読んだことを思い出します。

200年以上も前のナポレオン戦争の話ですが、それが今も現実に起きていること、人間の本質から溢れだしてくる愚かな歴史の繰り返しの犠牲になってしまう人々のことを思うといたたまれません。

沖縄が返還されて50年が経ちました。当時と現在の沖縄に対する国民の見方は大きく変わったのは間違いないでしょうが、米軍基地と経済的現実は沖縄県民の方々にとって大きな重圧のまま残っています。

ウクライナの国民が自分たちの国を、自らの意志と命をもって守り抜こうとしている姿に平和ボケしてしまった日本人がどういう意志と行動をもって「有事」に対することができるのか。戦争を体験していない世代がほとんどとなってしまった日本。

政治家・自衛隊任せにして、コロナ後の経済回復ばかりを考えることから、国家の本質というものを真剣に考え、行動していかなくてはいけない時代の入り口に我々はいることを思う日々です。

 

 

 

 

平和は当たり前か?

ウクライナでのあまりにもいたたましい戦争が続いています。

あまりにも平和な時代を生きてきた私たちは、平和であることが

当たり前で、戦争は異常の状態であると思い続けてきました。

たった70年前に悲惨な戦争を経験した日本人が。

今起こっている戦争は、ロシアとウクライナだけの戦争ではないことを

私たちはもう一度深く考えなければならないと思います。

東と西の代理戦争だということを。

戦後のあまりにも平和な昭和・平成という時代を生きてきた私たち。

あまりにも多くの命が奪われた時代があったからこそ、その時代を

生きてこれたことを本当に深く考え、実行していきたいとこころより

思います。

川木建設は地域の一企業にすぎません。

しかし、その一企業も過去の多くの人の生と死から繋がっています。

その先人の方々への感謝と恩を次の世代につなげていくことが、

今を生きている我々の役割であることをもう一度共有していきたいと思います。

あの日あの時から

2011年3月11日46分から11年が経ちました。

もうこんな時間は過ごしたくないと思ったあの時から。

私の人生で流した悲涙の95%が、あの時から数か月の間に流れました。

涙を流しただけの自分しかいなかった。

多くの人が現地へ入り、力を注ぎ復旧を助けてきた。

しかし、力をもらったのは現地へ入った人たちの方がいかに多かったか?

人と人との本質がそこに凝縮的に表れた状況だったのだと思います。

人を救う助けるという行動に対し、自分たちに何ができるのかという不安に

現地の人たちは感謝や笑顔で心の力を与えたのだと思います。

言動も含めた行動からしか、変化は生まれないと思います。

 

私たちが働く事業も行動からしか変化は生まれない。行動し思考し、また行動する。

但し、我々の事業の目的を常に持ちながら、ある過程にあることに失敗したとしても

目的を持った行動を続ければ、その失敗は失敗ではなくプロセスの一つであると考え

ればいいと思います。

 

目的はあったとしても、戦争という手段を受け入れることは出来ません。

この戦争に対しても行動を起こした多くの人が世界中にいます。

その行動がウクライナの国民にどれだけの心の力を与えているか計り知れません。

極限に近い状況でそういう行動を起こせる人が多くいる国であってほしいと心より

思います。

 

 

感動をありがとう AGAIN

北京冬季オリンピック 感動です。

まだまだ始まったばかり。

でも、やはりオリンピックはまさに感動のるつぼです。

去年の夏、東京オリンピックでとてつもない感動をいただきました。

コロナの真っ最中の中、賛否両論ありましたが、なんてオリンピックって

素晴らしいんだろうと感動しました。

それから、またオミクロンが劇的に増加し、その中での北京冬季オリンピック。

私は、オリンピックの開会式でこんなに感動したことはありませんでした。

私が感動した3つ。

・あの雪の結晶を世界の国々のモチーフ、そしてその中心に小さいけれど

しっかりと置かれたあのトーチ。

・未来を世界の未来を創造していく子供達の笑顔。

・それを科学技術でその未来の創造を現実のものとして出来上がって

きているAIという科学の力。

 

もうすぐそこにきている“空間という壁”が取り払われようとしている現代。

われわれはすでにメタバースというAI技術によって、世界のどこにいても、

世界のどのひとにも、距離を超越した空間の中で、生きている時間を共有

できるようになりつつあるのだと思います。

それこそが、人類の中で唯一生き残った我々ホモ・サピエンスの想像力の

結晶なのではないかと思います。

開会式のあの“雪の結晶”が、われわれの“想像力の結晶”であると思えてなりません。

これから、世界は我々の想像力を超えたところで変化・創造されていくでしょう。

その主体は、われわれ自身であり、われわれ自身の想像力であり、われわれ

自身の実行力です。

このことを、大きな転機を加速させたコロナウイルスから学ぶことができるのか?

そのことを今まさに真摯に考えるべき時がきているのではないでしょうか?

何かあまりに飛躍しすぎた話になってしまったように思えるかもしれませんが、

これがまさにこれからの未来の現実です。

 

そういうことをわれわれ各々は事業の根源として、事業判断をしていかなくてはならない

時代にいるのだと思います。

 

未来を創る若き力に期待します。