スタッフブログ

渡邉暢浩

「医療・介護・福祉・地域」事業

窓際のトットちゃん

2023年もあと一か月となりました。

戦争という言葉が身近なものになりつつあります。

戦争の実体験をした人で一番近い人は私の母(92歳)です。

福岡の実家に一人住む母から、帰省した時に、昨日のことのように話を

聞くことがあります。

しかし、ウクライナとロシアの戦争が始まるまでは、遠い国のことと

いう感覚であったことは否めません。しかし、今は昭和20年までに

あった戦争は、ほんの少し前のことだとつくづく考えてしまいます。

こんな世界情勢の中、生涯その平和のために、そして世界の子供たちのために、

愛をもって活動されてきたのが、トットちゃんこと黒柳徹子さんです。

私が必ず録画して見るテレビ番組がNHKの朝の連続テレビ小説と徹子の部屋です。

私が毎日徹子の部屋を見て感じることは、出演者の方々が徹子さんと話していると

本当に素直な人になれるということです。

それは、徹子さんが誰に対してもユーモアを交え、愛をもって接し続けてこられた歴史

があるからだと感じています。私が今世界中で最も敬愛するトットちゃんは、永遠に

人々のこころの中に生きていくことだと思います。

監督の八鍬新之介さんによると、窓際のトットちゃんは12万枚の絵コンテで出来ているとのこと。

すごいの一言につきます。それも映画化できることが決まってから12万ではなく、何万枚も絵コンテを

描いてその想いと実績をもって、徹子さんを説得されたと言われていました。

それは八鍬監督1人の想いではなく、社会の想いに八鍬監督が突き動かされたのだと思います。

 

我々の総合建築業としての事業に少しだけ置き換えると、お客様の人生に対する想いとその

想いを証明する実績をもって初めてお客様のこころとことが動き始めるのだと思います。

 

私の今年の徹子の部屋のベスト回は、歌手のMISIAさんとの対談でした。

まさにDr.コトーの現実版である医者の実父の離島での診療生活の中で育ったMISIAさん

は、家族皆さんが医者である環境の中で、自分の歌で人々を愛で包み救いたいという思いで歌手

になったと言われていました。だからあんなに感動を与えられるのだと理解しました。

徹子さんとMISIAさん、私が勝手に最も敬愛するお二人がお元気で活躍され続けることを

祈ってやみません。