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渡邉暢浩 の記事一覧

担当業務「医療・介護・福祉・地域」事業

真摯に誠実に! お客様へのひと言:他社との最大の違いは社員の人間力です。必ずお客様を幸せに近づけるこころと技術を持っています。

帰省in台風

今年のお盆も、92歳の母親が一人、猫と暮らす福岡の実家へ帰省してきました。

いつも私は新幹線で帰ります。コロナ真最中の頃は、本当に楽な新幹線でした。

ほぼほぼ隣に人が座るような時はありませんでしたが、前回のゴールデンウイーク

では、ほぼコロナ前の状況に戻っていました。外国の観光客の方々が目立って増えた

ように感じました。

今回は、中国の中年の女性と隣り合わせて座ることとなりました。スーツケースを

座席の上の荷物置きに上げてあげたことがきっかけで、自分で作ったサンドイッチ

を半分私にくれ一緒に食べながら、色々と日本のこと、中国のことを話しました。

もう20年以上日本に住んでいるとのこと。日本に来たきっかけはご両親が日本に

いったら面白いことがあると言われ、日本語を半年勉強して大阪の大学に入学した

時から日本での生活が始まったとのことでした。

私も30歳過ぎの頃、アメリカにいたことがあるのであまり外国の方と話すことに

違和感はありませんが、中国の方との接点が増えてきたことは改めて強く感じました。

甥っ子の奥さん家族は中国人だったなと改めて思いました。

20年前、中国はまだ経済後進国のイメージが強かったですが、一気に日本を抜き去って

行きました。中国の国力は奥深いと思います。アメリカは巨大な新興国です。

アメリカは国と言うより、経済的夢を求めて“集まる場所”というイメージが強いし、

それを受け入れるパワーがすごい場所だと思います。

何となく感じたことをつらつらと書いてしまいました。

 

台風で新幹線が大混乱して埼玉に帰って来れなかった記憶に残る帰省旅でした。

帰る日の朝実家を出る10分前のニュースで、2日、帰埼を遅らせた帰省旅と

なってしまいました。(2日分実家がきれいになりました)

加速⁉

日本の経済活動が加速しようとしています。

約30年ぶりに日本企業の年間設備投資額が100兆円を超えようとしています。

2年連続で100兆円を超えれば、日本の経済史上、初のこととなります。

これが現実となっていくためのキーは、賃金の上昇と企業の利益成長でしょう。

バブル崩壊後、「みんなで守れば怖くない」の掛け声のもと、企業はタンス預金

を積み上げてきました。国家的レベルで死に金が溜まってしまった状況が続いてきました。

賃金を減らして企業の中に死に金をため込んできた30年。

それが今変わろうとしています。世界的に安全性の高い日本、世界的に溜め込んだ企業の

内部留保。証券市場からのPBR1%企業に対するプレッシャー。

様々なアクセルが踏み込まれようとしています。

 

川越市が行政としての企業立地の基盤強化を加速させています。

どういう業種の製造業を川越に多く呼び込めばいいのか?

その一つの答えは出しました。

それでは、どこに立地してもらう場所を作ればいいのか?

それは、今年度中にその答えを出す準備を整えています。

川越市は本気でその準備を進めています。

しかし、川越市はあくまでプラットフォーマーであり、プレーヤーではありません。

プレーヤーは我々、川越で事業を展開する者たちです。

主体・主役は我々であることをしっかりと捉え、主体性を発揮していくことこそ

が本当に変化していく原動力です。

官と民との相互依存関係を更に強めていきたいと思います。

 

台風の目

台風の季節となりました。気象として。

災害のないことを祈ります。

ウクライナでは戦争という台風がいまだ吹き荒れています。

早く命が悲しみの中で亡くなっていく日々が終わることを祈るのみです。

さて、経済の台風の目はどこになるのでしょう?

世界的に見ると、あのバフェット氏が投資を強化するとの報道が出ている日本かもしれません。

日本の中では、現在建築中の第一工場に続いて、TSMCが第二工場の建設を決めた熊本を中心とした九州、そして、日本の企業連合体によるRapidus社の半導体工場工場ができる千歳市を中心とした北海道なのかも知れません。

それでは、埼玉県内で見るとどこが台風の目となるか?

それは、IHIの隣接地に高度先端技術を持つ企業が立地し、埼玉県が中小企業の高度先端技術を成長させる場として“さいたま ロボティクスセンター”を建設し、インターの西側一帯を物流企業の立地を推進する圏央鶴ヶ島インター周辺のエリアが最も熱い台風の目となることは間違いないでしょう。

そして、川越もその台風の目の一部になりそうな状況が強まっています。

今、川越市にも増形に県主導で産業団地が作られています。但し、その形は地域の企業が多く集積できる形ではありません。この20年の間に、川越市の隣接市町村には、多くの企業が新規立地してきました。

それは、市町村としての行政が企業誘致を積極的に進める為に、立地できる土地を行政の施策によって作って来たからです。

川越市も産業立地推進の重要性を再認識し、立地可能な土地の確保への動きを強めています。

産業化だけが地域の発展ではありませんが、やはり事業から派生する仕事が増えなければ、バランスの取れた発展はないでしょう。

住居はただ住むための箱ではありません。生活の拠点です。生計のもうひとつの拠点は、仕事場です。

川越らしく、生活の場をバランスよく提供していくことが、この地域で働く者の役割だと思います。

公私ともに充実した生活をできる場を共に作っていきたいと強く思います。

 

 

帰省

皆様のゴールデンウィークはいかがでしたでしょうか?

私は福岡の実家に帰省させていただきました。新幹線は行きも帰りも満員電車状態で、

コロナ真っ最中のとても楽な帰省電車ではありませんでした。今回目立ったのは、アジア系

以外の外国人観光客の方がとても多かったことでした。観光大国ニッポンの復活を感じました。

実家には母が一人で一匹の猫ちゃんと住んでいるだけです。敷地内の木々は自由に伸びたいだけ

伸び、木を選定する毎日と4年ぶりの地域の神幸祭に参加させてもらった帰省旅行でした。

 

帰省中に一番の話題になっていたのが、新市長の誕生でした。ある意味で誕生です。

今までの市政に関しては、私も高校までしか住んでいなかった故郷でしたので、親戚が市議をやって

いたので少し話を聞くくらいでした。今までの市政はある意味で旧態依然とした、目的はお金の

様な市政が続いており、未来を創る市政は行われていませんでした。バイオマス発電所の開発許可

をめぐってその不満は爆発し、新市長が圧倒的大差で勝利。市民の未来を創る意識が、故郷を変えようと

していることを強く感じました。

ユーチューブで見た新市長の当選会見で、象徴的な言葉として心に響いたのは、やはり「市民の主体性」

でした。前回のブログでもこれからの「都市の再生」は、まさに「市民の主体性」が行政を動かし、

自分たちの町は自分たちで創るということが中心にある状態を、創り・維持し・発展させることに尽きるのでは

ないでしょうか?

私の兄は地域の金融機関で永年勤務し、退職しました。兄に市議会議員になることを強く勧めました。

市民一人ひとりが変わらなければ、次の世代の町の発展はないと思います。

 

私たちもその意識をもって業務にあたっていきたいと思います。

 

都市計画

都市計画って何?
国の偉い方々が作るものというイメージがいまだに強いのではないでしょうか?
確かに、第二次世界大戦後から始まった高度成長時代、日本全国から大都市圏へ
どんどん人が集まり、個人のニーズを主体とした人口集積が無秩序的に進んでしまった
結果、そこに規制的に地域を用途割りしたのが、現在の都市計画といわれるものなのでしょう。

最近、新しい都市計画的な話に関わることが多くなってきました。
産業発展とSDGSに象徴される環境問題のバランスがこれからの都市計画の
大きなファクターであることは間違いないでしょう。
“古くなったから建替える”的な発想では、新しい時代のニーズを未来的に
吸収発展させることは出来ないでしょう。

人口が爆発的に膨張した結果としての現在の都市構造から、人口減少の時代に入った今、
足し算に慣れた我々は、引き算することをより学ばなくてはならないのだと思います。

国・県・市という行政からのプロダクト・アウト的発想からの都市計画から、
そこに住む人々、働く人々からのマーケット・イン的発想をベースにした都市計画へ、
変わることを軸としなければならないと思います。

その為に我々は何をしなければならないのか?

その一つの答えは、現場に行くこと。
住む人、働く人、経営する人のニーズ・ウォンツを未来的に吸収し、行政へ伝えていくことだと
思います。最近話をした行政の方も、現場に行くことの大切さを切に感じたと言われていました。
そういう人を一人でも増やしていくことが我々の使命の一つだと思います。