「空気」のような存在
こんにちは。獅子倉です。
このところ「こんにちは」よりも「暑いですね~」という挨拶の方が
多くなってきたように感じます。
それにしてもこの暑さ、体調管理には十分注意したいですね。
さて、突然ですが、皆さんはカップラーメンやカップ焼きそばを食べたことがありますか?
「当たり前だよ」と怒られそうですが、あのカップラーメン、お湯を注いでから3分。
グーグー鳴るお腹をさすりながら待った後、熱々の麺とスープを「フーフー」と冷ましながら
食べたりしませんか?
でもその時、熱湯で熱くなったはずの容器を持って食べる人、多いですよね?
ラーメン屋さんのどんぶりは熱くて、どんぶりの上と下を指先で持ったりしますが
カップラーメンの容器って胴体の部分を持てたりしませんか?
紙の容器、発泡スチロールの容器と素材はいろいろですが。
それはどうしてでしょう??
実は「空気」が断熱材の役割をしてくれているのです。
紙の容器の場合、器の部分と外側の部分の二重構造のものがありますよね?
内側と外側の間の空気層が、熱を伝えにくくしてくれているんです。
発泡スチロールの場合は、素材の中にたくさんの空気を閉じ込めているので
その空気が断熱してくれています。
私はラーメン屋さんではなく、建設会社の社員なので、このことを建物に置き換えてみると
皆様ご存知の「ペアガラス」。
窓のガラスが二重になっていて、外側のガラスと内側のガラスの間に空気層をつくっています。
この空気層で外の熱を入れにくくしたり、お部屋の熱を逃がしにくくしています。
こんなつくりです。↓↓↓
さらにこの空気層が厚ければ厚いほど、熱を伝えにくくするので、ペアガラスよりもっと
断熱効果が高いのが「内窓」です。↓↓↓
空気層には断熱だけでなく、音を伝えにくくする効果もありますので、ペットの鳴き声や
楽器の音が気になる方にも内窓はお薦めです。
いま、このような断熱リフォームをすることで「省エネ住宅ポイント」がもらえることもありますので
「部屋が暑くて(寒くて)困ってる」という方は、ぜひ川木建設にご相談ください。
壁の断熱よりも、窓の断熱の方が大事なんですよ。
熱の出入りは窓が一番多いですからね。
実は「空気」が快適な環境を守ってくれるんです。
長年連れ添ったご夫婦がお相手のことを「もう空気みたいな存在だよ」なんて
言うことがありますが、それって「今でも暑さ寒さ(困難なこと)から守ってくれる
頼りになる存在なんだよ」って、私には聞こえます・・・。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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