スタッフブログ

追木雅行

営業部 次長

建物定期報告はお忘れなく

みなさまこんにちは。営業チームの追木でございます。

お彼岸も過ぎ、ようやく朝晩が涼しくなってきました。昼間は夏日が続いておりますので体調管理には注意が必要ですね。

建物定期検査・報告が適切に行われていなかったことが一因と思われる建築物事故や、火災による死亡事故を時々耳にします。

忘れないでください!

一定規模の建物は、管轄する行政に検査内容を定期的に報告する義務があります。

【建物定期報告制度の概要】
• 目的:建築物の使用開始後も、適法かつ安全な状態を維持するため。
• 対象:
• 特定建築物(劇場、百貨店、病院、学校など)
• 建築設備(換気設備、排煙設備など)
• 昇降機(エレベーター、エスカレーター)
• 防火設備(防火戸、防火シャッターなど)

• 報告内容:
• 建物の損傷、腐食、劣化の有無
• 不適切な改変の有無
• 建築設備や防火設備の機能確認
• 報告者:建物の所有者または管理者が、資格を持つ調査員(例:一級建築士など)に依頼して調査を実施し、特定行政庁へ報告。
• 報告頻度:
• 建物の用途や規模により異なる(例:3年ごと、毎年など)
• 初回免除制度あり(新築・改築後は一定期間報告不要)
• 提出先:所管する特定行政庁(例:埼玉県など)
📌 注意点
• 調査・検査は、国土交通省が定めた資格者でなければ実施できません。
• 地域によって報告対象や時期が異なるため、所管の行政庁に確認が必要です。
詳しくは国土交通省の公式ページをご覧ください。

検査から報告手続きまで私ども川木建設でも多くの建物で実施させていただいております。

ご用命などありましたら是非川木建設にご一報いただけたら幸いです。

杉田 崇

取締役部長

2025年インターンシップ受け入れ

皆様、季節の変わり目ですがお元気でお過ごしでしょうか。

私は、夏の疲れが少しずつ出てきているように感じています。皆様もどうぞご自愛ください。

さて、川木建設では今年もインターンシップの受け入れを行いました。今回は、大学生8名を対象に、8月3日~12日の期間で2班に分けて、5日間のプログラムを実施しました。

今年は、建築系・営業系・事務系の3分野にわたる内容で構成され、学生の皆さんにはそれぞれの職種に応じた業務体験をしていただきました。建築系では施工管理や安全管理の現場体験、営業系では顧客対応や提案業務のシミュレーション、事務系では総務・経理などのバックオフィス業務を体験していただきました。

学生の皆さんは非常に意欲的で、現場の空気を肌で感じながら、積極的に学ぼうとする姿勢が印象的でした。このような若い世代との交流は、社内にも良い刺激となり、社員一人ひとりが改めて自分の仕事に向き合うきっかけにもなりました。

インターン終了後には、参加学生から感謝のメールをいただきました。その内容には、学びの多さや社員の皆様の温かい対応への感謝が綴られており、社内で共有したところ、社員のモチベーションもさらに高まりました。

将来的に、今回のインターンシップをきっかけに、川木建設で一緒に働く仲間が増えることを願っています。実際に、現在活躍している社員の中にも、インターンシップを経て入社したメンバーがいます。

この取り組みは、地域社会への貢献の一環であり、私たちにとっても非常に意義のある活動だと改めて感じています。

『川越地域を背負う未来の川木建設社員』を、社員一同心よりお待ちしております。

渡邉暢浩

「医療・介護・福祉・地域」事業

「つばさ」から「虎に翼」へ

今、私は2009年に放送されたNHKの朝ドラ「つばさ」を見ています。多部未華子さん主演の川越の「甘玉堂」という和菓子屋を舞台にした朝の連続テレビ小説です。十歳の時に自由奔放な母親(高畑淳子)が家を出ていき、それからずっと玉木家のおかんとして頑張っていました。そして10年経って突然その母親が帰って来たのです。玉木家の生活が嵐の中の展開へと移っていく。さまざま家の問題、恋人との葛藤等を経てつばさはやはり川越という街を選びます。「玉木家のおかん」から「川越のおかん」となって行くのです。

そして、今、川越には「川越市政のおかん」がいます。今年1月、裁判官から転身し、川越市の市長となられた森田初恵市長です。

私は、森田市長が誕生した時、ブログで森田市長のことを、一年前の朝ドラ「虎に翼」に喩えました。「虎に翼」は中国の故事で、強いものを更に強くするものの喩えです。川越という潜在資源を多く持つ街(虎)に、それを大きく羽ばたかせる「翼」となるべく市長になられたと私は確信しています。川越は観光の発展により大きく知名度を上げましたが、現実は片肺飛行の状態にあります。

森田市長は、5つの「川越が動く」という公約を掲げられました。これから川越はその持つポテンシャルを翼を得て羽ばたかせていくと確信しています。しかし、行政に任せてそれに依存していく民間企業では、その実現性は乏しいものとなることも間違えありません。「川越は官民共に動く」を肝に銘じなければなりません。

川木建設は川越の創業150年を超える超地域密着企業です。川越と共に現場で汗をかいていかなければなりません。「家族のおかん」から「市政のおかん」の心は間違いなく繋がっています。それは一言で言えば「愛」だと思います。我々建設・不動産会社も「川越への愛」を持って地域の発展に貢献していきたいと真に思います。川木建設も「川越の翼」となれるよう精進致します。