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渡邉暢浩
「医療・介護・福祉・地域」事業
「知命と立命」
2017年が始まって、もう1ケ月がすぎようとしています。
今年の年初は、なんと穏やかな始まりだったのか、記憶にないくらいの始まりでした。
私の年末・年始は、ゴルフに始まりと父の囲碁への思いに終わりました。
年末は長男との二人ゴルフ、100は打たないゴルフになっていました。よく成長したものか・・・
年始は、甥っ子との二人ゴルフ、まだまだこれからか・・・
今年の正月後は、父親の13回忌。
なんとなんと、住職のお話で父親の囲碁の腕前が7段だったとか・・・
初めて知りました。あまり自分のことは語らない人でした。
その父が残した本。それのほとんどは戦争に関わるもの。父の世代にあの戦争が残したもの。
それがいかに大きく重いものだったのか、本に積もったほこりにその重さが・・・
お墓掃除がまたいい。
最初は、自分ちのお墓しか、見えていませんでした。お墓通いをしていると、父の世代、そして
その前の世代、そしてもっともっと前の世代のお墓がどんどん見えてきます。
土と苔に何十年も埋もれたお墓に会えるととても嬉しい。
ご先祖の方々のお墓の掃除は、「自反」のための最高の時間だと思います。
現在・過去・未来とよくいいます。
自分・先祖・子孫と置き換えられると思います。
今があるのは先祖のおかげ、子孫のために自分がいる。過去と未来をつないでいくのが私の役目。
上がっている宿命なら、更に。下がっている宿命なら、これから。
そこに、自分の生きる意味があるのかとつくづく思います。どちらでもいい、それは自分次第。
そんなことを想いながら、年末・年始を安岡正篤氏の「知命と立命」という書を、読みながら
田舎帰省旅行をさせていただきました。
こんな充実した時間を過ごさせていただいた、会社・家族に、感謝しています。涙がこぼれる程に。
今年一年、私のやるべきことは決まっています。
それをやり通すために、毎日の基本を、ぶれない自分にしていきたいと思います。