スタッフブログ

渡辺暢浩

「医療・介護・福祉・地域」事業

Cities for People (人間の街)

ヤン・ゲール著の「人間の街」という本に出会いました。

その冒頭に紹介された言葉があります。

「何よりも歩く意欲を失ってはならない。日々、歩くことによって健康状態を保ち、すべての患いから

遠ざかる。歩くことによってよき思索に導かれ、心を煩わす思いも、すべて歩くことによって取り去ら

れる」(セーレン・オービエ・キェルケゴール)哲学者(1813‐1855)

世界の先進国では、過去数十年間経済成長のため、「自動車をいかに走らせるか」ということに集中

して、都市が作られてきました。歩行者は危険で狭い歩道をいやおうなく歩かされる。

自転車も危険を背負いながら走る。街には出会いの生まれる空間が減少を続け、狭いがゆえに歩く

ことにストレスを感じる。

そんなことに気づいた欧米諸国の都市が、「人間の街」を作ろうとしている。

一人でしか乗っていない車が多数走るためだけに面積を拡大してきた車道を、街の人々が、歩き・見

て・眺め・出会い・会話する空間を作り始めている。ロード・カフェのある街。

今、日本は急速な人口減少社会に突入しようとしています。少子・高齢化という社会に。

私は今、「彩の国さいたま人づくり広域連合会」の主催する「サスティナブルタウンを目指して」という

研究会に参加させていただいています。

そこでまさに自分の中に入ってきたキーワードがあります。

「地域経営」ということ。

今までは、足し算の社会、これからは、引き算の社会。

引き算の社会は、誰かが地域を経営するということを目的に、主体的に経営していかなければなら

ない。

作ってきた「地域の資源」を残すべきものは残し、捨てるべきは捨て、整理・整頓していかなければな

らない。人の数に合わせた価値ある資源を残し再生する。その作業は「地域経営」という視点を

具体的に実行していくしかありません。

そんなことが我々に出来るのか?と言うかもしれません。

その我々とは誰なのか?と言うかもしれません。

街づくりの拠点であった100年前の材木店、それが川木建設の原点です。

我々カワモクがその中心の一つにいなければならないことは間違いないでしょう。

医療・介護・保育+αをキーワードに事業を進めてまいります。

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