-
-
渡邉暢浩
「医療・介護・福祉・地域」事業
べた凪選挙
7月11日投開票の参議院選挙がスタートしました。
麻生さん曰く「べた凪選挙」だと。
私も同感です。「べた凪選挙」というより、「べた凪国家」だと思います。
それは野党の不甲斐なさもあると思います。
最近また田原総一郎さんの「朝まで生テレビ」を見るようになりました。
御年88歳、すごいです。今も情熱をもって司会を務められています。
移り変わる世の中に興味を持ち続け、行動し続ける姿を敬意をもって見ています。
そしてもう一人、黒柳徹子さん。分野は違いますが、興味と情熱をもって人に接する姿
に毎日感動しています。
経済経済といたるところで言われます。明治開化後の時代、世界戦争後の時代、
まさに物を増やすことが人々の幸福となっていた時代であれば、みんなでそちらに
向かって進めば国に幸福感が広がっていく。
ただし、それがある程度充足された今の時代に、もっともっと物を増やそうとする
政治の先に幸福感が広がっていく国になるのでしょうか?
自民党は今の路線の修正的な道は描けるのかもしれません。それが何となく選択せ
ざるを得ない道なのかと私たちは感じているのだと思います。
しかし、野党の大勢の先にそれを上回る道を感じえない。
だから「べた凪選挙」であり、「べた凪国家」なのかもしれません。
田原さん、黒柳さんのように、興味と情熱をもってどういう国にしていきたいのかを
私たち一人ひとりが真剣に考えなければならない時代にいるのではないかと思います。
依存した国民ではなく、主体性のある国民へ、今こそ変わらなければならないのでは
ないでしょうか? 若き世代が多くの夢を抱ける国にしていきたいものです。