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渡邉暢浩
「医療・介護・福祉・地域」事業
小事
一か月まえでしょうか?前回のブログで書いたのは。渋沢栄一。
私が行きついた最も尊敬する人が書いた“「生き方を」を磨く”という書物。
その中に「大志の人ほど小事をおろそかにしない」という章があります。
その文章をそのまま少し書きます。
「人はとかく大事をなすに当たっては、十人が十人まで慎重な態度をとって
これに臨むが、小さな物事に対してははじめから馬鹿にしてかかる傾向があり、
「なに、仕損じたところで知れたものだ」などとほとんど度外視している。
これは大きな考え違いではなかろうか。・・・・・・・」
と書いています。
まさにその通り。小事の積み重ねから大事に繋がる。それは、すぐには繋がりません。
それは、相手のあることが常であるから。その小事を自分の目的と主体性をもって
続けられた人にのみ大事が訪れるのだと思います。
それは人に対しても同じ。小学生も、中学生も、どこかの社長さんもありません。
人に対する誠実な真摯な心と態度をとりえる人が多くいる組織が本当に魅力的で
強い組織だと思いますし、人に感動を与えられる組織だと思います。
もうすぐオリンピックが始まります。その大きな舞台に立つ選手たちは、正に小事
を積重ね続けオリンピックという大事に到達した人達だと思います。
敬意を持ってその活躍を見守りたいと思います。