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渡邉暢浩
「医療・介護・福祉・地域」事業
田舎旅行(帰省)
暑い暑い日が続いています。
私の実家は九州の福岡。高校まで見ていた九州の空を思い出しますが、最近関東の空
を見上げると、九州の空と変わらないなとつくづく思います。
20年前に見上げた関東の夏の空は、穏やかな薄曇りの空が多くありました。
今は入道雲がニョキニョキと毎日のようにいきり立っています。
暑い一日を癒す爽やかな夕立ではなく、命をも脅かす劇雨と落雷劇場があります。
空が激怒しているかのように感じます。
今年の夏も福岡に帰省しました。東京駅は、今までの混雑をはるかに超える状況。
いままでは帰省客が溢れていましたが、それに海外からの観光客がプラスされ、
パット見では白人の観光客がそこそこ見られますが、パット見ではわからないアジア系の
観光客が多いのでしょう。その東京駅から実家の最寄駅に着くとそこには人影は数える程。
このギャップがまた何とも言えません。
実家には93歳になった母と猫のミーちゃんが仲良く穏やかに暮らしている光景しかありません。
ある意味で、一年の内で私が最も忙しい日々が始まります。
家の中、家の外、お墓一帯。時間がいくらあっても足りません。しかしその時間は私にとって
至福の時間帯でもあります。
酸素濃度の高い空気をたくさん吸いながら、どんどんと整理・整頓・清掃されていく光景は
至福の光景となります。そんな中で、聴く音楽、読書、母との中々通じない会話は私にとって
かけがえのない時間となります。
恩は返しきれないものと自覚しています。恩を送ることを真剣に考えた帰省旅行でした。