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渡邉暢浩
「医療・介護・福祉・地域」事業
あの日あの時から
2011年3月11日46分から11年が経ちました。
もうこんな時間は過ごしたくないと思ったあの時から。
私の人生で流した悲涙の95%が、あの時から数か月の間に流れました。
涙を流しただけの自分しかいなかった。
多くの人が現地へ入り、力を注ぎ復旧を助けてきた。
しかし、力をもらったのは現地へ入った人たちの方がいかに多かったか?
人と人との本質がそこに凝縮的に表れた状況だったのだと思います。
人を救う助けるという行動に対し、自分たちに何ができるのかという不安に
現地の人たちは感謝や笑顔で心の力を与えたのだと思います。
言動も含めた行動からしか、変化は生まれないと思います。
私たちが働く事業も行動からしか変化は生まれない。行動し思考し、また行動する。
但し、我々の事業の目的を常に持ちながら、ある過程にあることに失敗したとしても
目的を持った行動を続ければ、その失敗は失敗ではなくプロセスの一つであると考え
ればいいと思います。
目的はあったとしても、戦争という手段を受け入れることは出来ません。
この戦争に対しても行動を起こした多くの人が世界中にいます。
その行動がウクライナの国民にどれだけの心の力を与えているか計り知れません。
極限に近い状況でそういう行動を起こせる人が多くいる国であってほしいと心より
思います。