-
-
渡邉暢浩
「医療・介護・福祉・地域」事業
大河
毎週日曜、遅ればせながら始まったNHK大河ドラマ「青天をつけ」を楽しみに見ています。
渋沢栄一の生涯を描いた大河ドラマ。最も今の時代に本質的にも時代的にも近い大河ドラマ。
今、たぶん生涯、私が最も尊敬する人だと思っています。
私が今まで最も尊敬する経済人は、稲森さんでした。もちろん、今でも尊敬する人の一人であります。
しかし、やはり最も尊敬する人は、渋沢栄一翁だと思います。
私財を一切蓄えず、ただただ日本の経済を発展させることに人生をささげた渋沢栄一翁。
渋沢栄一という人はそれなりには知っていましたが、実質的に知ったのは「論語と算盤」を読んだ時から。
時代が人を、渋沢栄一という人を作ったとも言えます。
今、あのユヴァル・ノア・ハラリ氏が書いたサピエンス全史を読み始めています。
時代、歴史、まさに大きな時の大河を、桁の違う時の流れの中にいる我々の今を実感しています。
コロナという、今地球にいる人類が言う有事も、サピエンス全史からみればほんの一瞬の出来事なのでしょう。
しかし、その一瞬が時代を、歴史を大きく変えてしまう。
だからこそ、いくつもの人類という種から、今の人類が生き残ってきたのか、その我々の発展の能力を
今一度我々は自覚し、覚醒させていく時だと思います。
それは、いかに未来を想像し、創造を実践していくかに集約されます。
若き世代が未来を想像し、未来を創造できる環境を作っていくことが、今までの世代の責任だと強く思います。
そのためにある時が、今という時なのでしょう。