建物の汚れ、雨漏り、鉄筋の露出、塗装の剥がれ……。
このようなサインが現れたら改修工事のサインです。
建物現況調査・診断
マンションの状態を把握するために行うのが、建物診断です。
診断結果は管理組合様に提出いたします。これにより、どこを、いつ、修繕する必要があるかなどについて、ご理解いただきます。理事会様は建物診断の説明会を開き、区分所有者様に建物の状態を知っていただきます。
建物目視調査
【目視による外壁の診断】
経年の劣化により、建物の外壁にはひび割れ等が出てきます。ひび割れの大きさ、長さを記録します。
【打診による外壁の診断】
タイルはマンションのコンクリート躯体を保護していますが、長年の昼夜の温度差などで伸縮を繰り返し、どうしても浮いてくる部分が出てきます。たたくと異音がしますので、それをもとに異常範囲を記録します。
建物機械診断
【塗装付着力・タイル付着力試験】
どれくらいの力で塗装、タイルが剥がれるかを測定し、付着力を調べます。
【コンクリート中性化試験】
どのくらいのスピードでコンクリートが中性化に進んでいるかを調べます。