川木建設大黒会「2024年新年会」を開催しました
2024年2月16日(金)、川越プリンスホテルにて川木建設大黒会「2024年新年会」を開催しました。川木建設大黒会は、当社と協力会社からなる組織であり、ビジネスパートナーとして、お客様の喜びのために力を合わせて活動しております。当日は川木建設社員および協力会社各社が一堂に会し、新たな年のスタートにふさわしい盛大な催しとなりました。
新年会の開催に寄せて、川木建設 代表取締役 社長 鈴木 健二よりご挨拶させていただきました。
「新年のご挨拶にあたり、はじめに能登半島地震で被災された方々へのお悔やみとお見舞いをあらためて申し上げます。
昨年はコロナ感染症が5類に移行し、リアルな場での集まりや対面の業務など、ほぼ以前のような状態に戻ってまいりましたが、一方で効率化による非対面を最優先する企業も増えております。どちらの良さもございますが、一つ私が思っているのは、人が集まる価値、人が集まる意味を見出したいということです。
そうしたなか、弊社ではこのような言葉が生まれました。「人が集まるからこそ、HAPPYが生まれる」――例えば、社員同士や協力会社の皆様との会話の中からアイデアが生まれる、ひいてはイノベーションにつながる。人が集まることでヒントが生まれたり、モチベーションが上がったり、さらには高め合える。そうした人の力を信じる会社であり続けたいと思っています。
本年も地域の皆様方に喜んでもらうことを通じて、一人ひとりが人間的に成長していくという弊社の理念をもとに、全社を挙げて進んでまいる所存でございます。本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます」
挨拶に続けて、川木建設の社員2名から「安全について」と題した講話を行いました。
工事部工事チーム 課長 廣瀬 貴一より
「本日は私たち工事チームが行っている安全活動の一部をご紹介させていただきます。一つ目はIT化、DX化の促進です。具体的には安全管理書類の電子化、関係者打合せのオンライン化、新規入場者教育のスマートホン対応等を実施しています。従来の方法を見直すことで、書類の作成や提出等にかかっていた時間が短縮され、効率化につながっています。
2つ目として、今期から特に力を入れているのが施工計画です。現場が始まる際には施工検討会を行っております。重機を使う作業、人が密集する作業など、危険を予測できる作業については、計画段階で危険の芽を摘み取ることが重要です。弊社社員と現場の職人さんがこれまで以上に連携し、ともに当事者意識を持って安全に現場を進めていきたいと思っています。
建設業における「2024年問題」が現実味を帯びていく今、IT化、DX化をさらに推進し時間を効率的に使っていかなければなりません。安全に近道はありませんので、協力会社の皆様とともに、効率化できるところと、しっかり時間をかけるべきところを見極めていければと思います。皆様、本年もご安全に!」
工務部 住宅工務チーム 課長 中 裕二より
「私は現場において事故や災害が起こる原因は、大きく二つあると考えています。一つは環境、もう一つは人です。環境については、現場が乱雑で怪我の原因になる、足場の安全対策がなされていないといった状態が挙げられます。人については、自分は経験が長いから大丈夫、自分に限って怪我はしないだろうという油断が事故を招くのではないかと思います。ですから、私たちは常に緊張感を持ち、安全が守られた環境をつくっていく必要があります。
現在新築中のある現場には、お施主様がよくいらっしゃいます。先日、現場の進捗をお伝えしたところ、『大工さんの作業はもう終わっちゃうの?寂しいな』とおっしゃっていました。また、以前お引渡しをしたお施主様が、『大工さんは元気ですか?おかげさまで快適に過ごしています』と声をかけてくださったこともありました。そうしたお言葉を嬉しく思うとともに、お施主様に喜んでいただけたのは、無事故で安全にお引渡しができたからこそだとあらためて感じました。これからも緊張感を絶やすことなく、油断や慢心を払拭し、常に安全への意識を高めて現場にあたってまいりましょう」
新年会では、業種の垣根を越えた交流や情報交換が活発に行われました。川木建設大黒会は、これからも地域の皆様に喜んでいただける建設サービス業を目指してまいります。本年も引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。